インドネシアの国土と人口・民族、宗教の概要

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インドネシアは、東南アジアにある共和国です。その国土は、東西5千キロメートル超の範囲で赤道の南北に散らばる自然豊かな1万数千の島々から構成されています。島の数では、インドネシアが世界で第1位です。人間が生活している島の数だけでも約9千を数えます。

インドネシアは、世界で4番目に多い人口を擁する国で、2億人を超える人々が生活しています。たくさんの島があるにもかかわらず、人口はジャワ島に集中しており、同島の人口は全人口の50パーセント以上を占めています。なお、このような人口集中状態を解消するため、人口密度の低い島への移住を推進する政策が進められているところです。人口に占める割合が最も高いのは、マレー系です。その他に、ジャワ系、中国系など、400以上の民族集団がいます。ちなみに、日本人も1万5千人以上住んでおり、その数は増加傾向にあります。

インドネシアは、世界で最もイスラム教徒が多い国です。イスラム教徒だけでも1億人以上います。イスラム教が主流なため、メッカへの巡礼を希望する人には最長の場合で3カ月の休暇を与えることが法律で定められているほどです。ただし、国教がイスラム教であるというわけではありません。宗教の自由が憲法で認められているので、ヒンドゥー教やキリスト教などの宗教を信仰する人々も多数います。